相模原では傘は粗大ゴミで200円!

 きょうですね、小惑星イトカワ」から探査機「はやぶさ」帰還したことで知り合いと話す機会がありました。探査機「はやぶさ」の話は別にして、その際に雑談で、この時期(梅雨)は相模原ではゴミ収集場で傘がゴロゴロと転がっているようです。
 そこで、転がっている理由を聞くと、「傘のゴミ収集は200円だよ」と聞いてあらためて有料であったことを思い出しました(だから無残にも、200円シールが貼っていないものは置きっぱなしだそうです)
   
 相模原市では、ゴミの収集は、「一般ごみ」週3回、「資源」週1回、「容器包装プラ」週1回と有料(シール)の粗大ごみがあります。
 なんと相模原では30センチ以上は粗大ごみになって、傘は粗大ごみの戸別収集の手数料一覧によると、傘(10本まで)200円 となるんです!
 じゃー、100円ショップで購入した105円の傘をゴミとして処分する際は200円も必要になることになるだとね。

 知り合いも、越して来た際に、「不燃ごみ」と「資源ごみ」の違いが良く分からなくて大変だったと言っていました。それと乾電池の捨て方も解るまで大変だったようです。
 そう、以前の都内では一般の乾電池もお店に収集箱があったんですが、相模原では「一般ごみ」の中で週1回決められた乾電池の日があります。

 まあー、「所(ところ)変われば品変わる」というかゴミの扱いは地方自治体によって大きく違うようです。例えば、昔に知り合いが暮していた世田谷では傘は「不燃ごみ」で無料だったそうです。そこで世田谷のゴミ情報をチェックします。
  
 世田谷区では、ゴミの収集は、「資源」週1回、「可燃ごみ」週2回、「不燃ごみ」月2回、「ペットボトル」月2回と有料(シール)の粗大ごみとなるようです。そして、「不燃ごみ」の中に傘もあります。

 よくチェックしてみると、おおむね30cm角以上は有料の粗大ごみとありますが、それは「なべ・やかん・鏡」などで傘は問題ないようです。それと、現在は一般の乾電池も含まれるようです。
 あれれ…、相模原では包丁などの刃物類は?

 あらためて、相模原市のごみ分類ガイドから包丁と傘をチェックしてみます。
  
 なんと!包丁は「一般ごみ」ですよ。それと、包装紙は「資源」、ホースは「粗大ごみ」だが、50cm未満に切れば「一般ごみ」となるんです。
 じゃー傘は?
  
 傘は「粗大ごみ」だが、折りたたみ傘など30cm未満のものは無料の「一般ごみ」です。
 なんだ!じゃー痛んだ100円ショップで買った傘も30cm未満に折り曲げれば「一般ごみ」となる。
 でも、傘って簡単に折り曲がるかな? ペンチとハンマーにカナノコを使えば大丈夫だろう。

 相模原の皆さん、傘をゴミとして無料で捨てる際は努力が必要になります。
 私は傘に関しては、30cm以上でも世田谷のように「不燃ごみ」などにして無料にすべきだと思う。でも…、相模原は包丁が「一般ごみ」だから、もう頭の中が「所変われば品変わる」に追従できなくなりますよ。