はやぶさカプセルが日本到着・宇宙機構で分析へ
やっと、探査機「はやぶさ」のカプセルが日本に到着したようです。
そこで、東京新聞:社会(TOKYO Web)での記事を紹介します。
7年ぶりに地球に帰還してオーストラリア南部の砂漠に落下、小惑星「イトカワ」の砂が入っていると期待されている探査機「はやぶさ」のカプセルが17日夜、チャーター機で羽田空港に到着し、詳しい分析のため宇宙航空研究開発機構相模原キャンパス(相模原市)に新設した開封・分析施設へ搬送された。
カプセルは直径約30センチ、高さ約15センチ、重さ約6キロ。14日に回収され、現地で厳重に梱包された。窒素を満たした風船に入れた上で内箱に収納。さらに内箱を、衝撃吸収用のボールを並べた外箱に入れた。カプセル本体の近くで見つかった耐熱構造の外殻も同じ便で運ばれた。
到着したカプセルは、チャーター機からベルトコンベヤーで数分かけて慎重に地上に降ろされ、同乗してきた研究員らの手で輸送用のトラックに積み込まれた。
カプセルに微量でも砂が入っていれば、太陽系の進化の過程を探る極めて貴重な試料になるという。
はやぶさは2005年、イトカワに着陸。地表の岩石を飛び散らせて採取するための金属球の発射には失敗したとみられているが、着陸の衝撃で舞い上がった砂がカプセルに入った可能性がある。
(共同)
すごい!“チャーター機”だって特別待遇ですね。
これで、太陽系の進化の過程が分かるのです。