“おっとっと”で、Thumbs.dbの削除

 もう、お正月早々にPCが大変です。あるプロセスがCPUを占有して、他の操作(作業)が全くできません。
   
 どうも、Windows管理下のフォルダー内に表示されるJPEGファイルなどのサムネイル(縮小版)のデータが壊れてしまったようです。
 確かに、ものすごい量のテレビ画面などをピクチャーしたJPEGファイルがあります(メディア退治の資料を作る際に使用しているフォルダーですよ)
 このフォルダーを開こうとすると、ほとんどPCがハングアップ状態になります(あらためてメディアを恨むと言うか、早急に退治したくなるよ)
 このフォルダーだけでも、データ量は5、600MBはあり画面フォト数も凄いよ。先月の終り頃から動作が怪しかった(キャプチャーしても、JPEGファイルに遅れて落ちて、さらにサムネイルが遅れて表示されるなど)
 たぶん、サムネイルを管理している「Thumbs.db」が壊れている可能性が高く、消去をすれば自動再生し直されるのだが、画面フォトのレイアウト情報までリセットとされる(とほほ…)。再度整理し直すのが大変である。
 でも、作業ができず仕方がないと考え、Thumbs.dbファイルを削除しようとしたら、これが大変!
 その嫌らしげなメディア退治用のフォルダー内にある Thumbs.dbファイルだけが、他のプログラムで使用中となり削除できません(他のThumbs.dbファイルは問題なく消去できます)
 そこで、PCシステムを起動し直しても、他の管理ユーザからログインしても削除ができません。その上、その嫌らしげなメディア退治用のフォルダー開こうとしなくとも、SYSTEMのCPU負荷が高くなっていて操作速度が M永先生になっている(動作が大変鈍くなった)
 あ〜ぁ、システムが支障のあるものを復旧させようとして、悪しきデーモン化したようである(それとも、ゾンビが侵入したかな)
 まぁ、順序として、ファイリング(ディスク)システムのチェックすることにした。自動修復と不良セクター回復を指定したら3時間も掛かったよ(現在、そのフォルダーのあるドライブは、500GB x 2ディスクのRAID 0)。
 はい、ディスクシステムには問題がなかったが、やぱり使用中となり Thumbs.dbファイルが削除できません(ほんと困った)
 次は、システムをセーフティモードで起動し直して、強制的に削除しようと思ったが、このPCでのセーフティモード起動方法が分からない(あれれ…、なんだっけ)
 このPCでは、F8キー押下起動は駄目です(一般にF8キーと言われているが、システムのBIOSによって異なりますよ)

 困った、困ったよ。お正月早々、こんなことで時間が掛かりメディアめ。
 やっと、msconfigコマンドがあることを思い出して、「ファイル名を指定いして実行(R)」から起動させた(さすが、優秀なエンジニアだな)

 はい、セーフティモード起動ができ、あの嫌らしげなメディア退治用のフォルダー内にある Thumbs.dbファイルの削除ができ、無事にシステムの復旧ができました。悪霊化したデーモンも成仏できたようで、サクサクと操作可能となりました(めでたし)

 でも…、ゾンビが侵入したとか、システムが壊れ復旧不可能と考え、手っ取り早くシステム(OS)の再インストールを行う方も多いのだろう(それも、ディスクのフォーマットをしてね)

 しかし、フォルダー内の画面フォトのレイアウト情報は初期化が掛かり、余計な時間が掛かることになり大変だ。
 まぁ、昨年からのPC動作不順が解決して、お正月から“めでたい”と捉えることにしましょう。
−以上−